静的NATの登録/修正
	LAN側に設置したサーバをインターネットに公開するために、サーバのプライベート アドレスとグローバルアドレスを固定で割り付ける設定を行います。 サーバを公開する場合の入力例 LANに設置されたサーバのIPアドレスが 192.168.100.2 を 2xx.10.2.1 として公開する場合は、以下のように設定してください。 NAT外側アドレス(グローバル) 2xx.10.2.1 NAT内側アドレス(プライベート) 192.168.100.2 セキュリティフィルタを利用している設定では、静的NATで固定したサーバを メールサーバやWWWサーバと想定して、その通信を通過させる為のフィルタを 10個まで70番〜79番に設定します。

	静的IPマスカレードの登録/修正
	LAN側に設置したサーバをインターネットに公開するために、指定したプロトコルと ポート番号宛の外部からのパケットをポート番号を変換せずにサーバへ転送する 設定を行います。 WWWサーバを公開するための設定例 LANに設置されたWWWサーバのIPアドレスが 192.168.100.2 の場合は、以下のように設定してください。 プロトコル TCP ポート 80 使用ホストIPアドレス 192.168.100.2 RT58iは、ポート番号の80番を"www"と表示します。 また、ポート番号にwwwと入力することもできます。 ※このような数字を名前(文字列)で表記することをニーモニック(mnemonic)表記といいます。 セキュリティフィルタを利用している設定では、静的IPマスカレードで固定した通信を 通過させる為のフィルタを10個まで80番〜89番に設定します。

	静的IPマスカレードのサーバ公開用設定例
	HTTPサーバ(wwwサーバ) 静的IPマスカレードで固定するポート番号 ポート番号 プロトコル 機能概要 80 (www) tcp HTTPサーバ Secure-HTTPサーバ 静的IPマスカレードで固定するポート番号 ポート番号 プロトコル 機能概要 443 (https) tcp Secure HTTPサーバ ftpサーバ 静的IPマスカレードで固定するポート番号 ポート番号 プロトコル 機能概要 21 tcp FTPサーバの制御コネクション