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SPACER  詳細設定と情報   プロバイダの登録/修正(ISDN回線によるネットワーク型常時接続)   .
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  PP[xx] インタフェースに『ISDN回線によるネットワーク型常時接続』プロバイダの設定の登録または修正をします。
設定した項目を確認後、[設定の確定]ボタンを押してください。

●基本事項

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.  プロバイダの登録 .
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 設定名
  • 接続先がわかるような名前を入力します。
  • 設定可能な文字数は、32文字まで(半角の英数字の場合)です。
  • 設定名は省略することもできます。
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 本製品のISDN回線番号(契約回線番号)
  • 本製品に接続されているISDN回線の回線番号を入力します。
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 電話番号
  • プロバイダのISDN対応したアクセスポイントの電話番号を登録します。複数ある場合は、 2つまで入力できます。
  • 間違って設定すると迷惑電話になってしまいますので、注意深く正しく設定してください。
  • 設定可能な文字は、半角の数字です。
    1. 最初にかける電話番号
      • 通常使用するアクセスポイントの電話番号を入力します。
    2. 話中の時にかける電話番号
      • 「1. 最初にかける電話番号」が話中(混雑しているとき)にかけるアクセスポイントの 電話番号を入力します。
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 ユーザID
  • プロバイダから指定された接続用ユーザIDを入力します。
  • ユーザIDは、メールアドレスとは異なる場合がありますので、必ず書類を確認してください。
  • 設定可能な文字は、半角の英数字です。
  • プロバイダによっては、「認証ID」、「アカウント名」などの呼び方をすることがあります。
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 接続パスワード
  • プロバイダから指定された接続用のパスワードを入力します。
  • パスワードを変更してある場合には、変更後のパスワードを入力します。
  • 半角の英数字で大文字小文字も正確に入力してください。
  • 入力すると、"*" または"●" と表示されますので、入力間違いに気をつけて正確に入力してください。
  • プロバイダによっては、「認証パスワード」、「初期パスワード」などの呼び方をすることがあります。
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.  NATの設定 .
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 動的アドレス変換(NAT)
  • 回線側とLAN側のアドレス変換方法を選びます。
  • NATを使用する
    • 回線側とLAN側のアドレスを1対1で変換する場合に選びます。
    • 「NAT外側アドレス範囲」に付与されたグローバルIPアドレスを設定します。
    • 「NAT内側アドレス範囲」では、プライベートアドレスだけを内側アドレス範囲に 指定します(グローバルアドレスを範囲指定から除外します)。
  • IPマスカレードを使用する
    • 回線側とLAN側のアドレスを1対多で変換する場合に選びます。
    • 「NAT外側アドレス範囲」では、[始点]に付与された1つのグローバルIPアドレスを設定します。 [終点]は設定の必要がありません。
    • 「NAT内側アドレス範囲」では、プライベートアドレスだけを内側アドレス範囲に 指定します(グローバルアドレスを範囲指定から除外します)。
  • NATとIPマスカレードを併用する
    • LAN側の機器にグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを混在して設定する場合に選びます。
    • 「NAT外側アドレス範囲」に付与されたグローバルIPアドレスを設定します。
    • 「NAT内側アドレス範囲」では、プライベートアドレスだけを内側アドレス範囲に 指定します(グローバルアドレスを範囲指定から除外します)。
  • 使用しない
    • アドレス変換機能を使用しない場合に選びます。
    • 「NAT外側アドレス範囲」は設定する必要がありません。
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 NAT外側アドレス範囲
  • 回線側に割り当てる共用グローバルIPアドレスを入力します。
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 NAT内側アドレス範囲
  • アドレス変換を行うプライベートIPアドレスの範囲を入力します。
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.  PPP関連の設定 .
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 キープアライブ機能
  • サーバとの間で定期的にパケットを送受信することにより、回線状態を監視する機能を有効にするか否かを設定します。
  • キープアライブ機能を使用すると、サーバとの間で通信が可能な状態であるかどうかを監視します。
  • 通信が不可能になったことを検出すると、STATUSランプが点灯します。
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.  DNS関連 .
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 DNSサーバアドレス
  • 「IPアドレスを指定する」または「接続時に自動取得する」のどちらかを選択します。
  • 「IPアドレスを指定する」を選択した場合は、プロバイダから指定されたDNSサーバの IPアドレスを入力します。
  • プロバイダから指定されたDNSサーバのIPアドレスが 1つの場合は、そのIPアドレスを 「プライマリDNSサーバアドレス」に設定し、「セカンダリDNSサーバアドレス」は設定する必要はありません。
  • プロバイダから指定されたDNSサーバのIPアドレスが 2つの場合は、それらのIPアドレスを 「プライマリDNSサーバアドレス」、「セカンダリDNSサーバアドレス」に設定します。
  • 「IPアドレスを指定する」を選択し、「プライマリDNSサーバアドレス」、「セカンダリ DNSサーバアドレス」共に空欄の場合は、「接続時に自動取得する」が設定されます。
  • 「接続時に自動取得する」を選択した場合は、「プライマリDNSサーバアドレス」、 「セカンダリDNSサーバアドレス」への入力は必要ありません。
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●詳細事項

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.  ファイアウォール関連 .
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  • セキュリティレベルを設定します。
  • LAN側IPアドレス、NATの設定を変更した場合は、「ファイアウォール機能を適用 しなおす」をチェックして、[設定の確定]ボタンを押すことにより、変更後の設定に 対応したファイアウォール機能の設定に変更されます。
  • LAN側IPアドレスの変更後に通信ができなくなった場合は、「ファイアウォール機能を 適用しなおす」をチェックして再設定してください。
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.  切断タイマ関連 .
. 切断タイマの方式を選択します。
設定を行う場合は、ラジオボタンをチェックしてから、値を入力してください。
 課金される単位時間毎に通信の有無を監視して自動切断をする
  • 「課金単位時間」と「監視時間」が調節できます。
  • 「タイムプラス・タイマ(深夜時間帯)」を設定することで、深夜時間帯とそれ以外の 時間帯の2つのパターンを使い分けることができます。
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 タイマで通信の有無を監視して自動切断をする
  • 指定した秒数の間、通信がなかった場合に自動切断します。
  • 「タイムプラス・タイマ(深夜時間帯)」を設定することで、深夜時間帯とそれ以外の 時間帯の2つのパターンを使い分けることができます。
  • 設定秒数は、半角数字1〜21474836秒の間で入力してください。
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 タイマで自動切断しない(常時接続または手動切断)
  • 一般的に、定額接続料金の場合に有効です。
  • 「タイムプラス・タイマ(深夜時間帯)」や「テレホーダイ・タイマ(自動切断禁止時間帯)」 との併用はできません。
  • 長時間の接続により、異常課金となる場合がありますので注意が必要です。
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 タイムプラス・タイマ(深夜時間帯)
  • 時間帯によって切断タイマを切り替えるか否かを設定します。
  • 昼間と深夜で異なる料金体系の契約をしている回線で使用します。
  • この機能は「課金される単位時間毎に通信の有無を監視して自動切断をする」 または「タイマで通信の有無を監視して自動切断をする」と設定した場合に有効になります。
  • 「タイマで自動切断しない(常時接続または手動切断)」との併用はできません。
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 テレホーダイ・タイマ(自動切断禁止時間帯)
  • 時間帯によって自動切断機能を無効にするか否かを設定します。
  • 深夜は定額接続料金の契約をしている回線で使用します。
  • この機能は、「課金される単位時間毎に通信の有無を監視して自動切断をする」 または「タイマで通信の有無を監視して自動切断をする」と設定した場合に有効になります。
  • 「タイマで自動切断しない(常時接続または手動切断)」との併用はできません。
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 強制切断タイマ
  • 切断タイマの設定にかかわらず、指定した通信時間になったら強制的に切断します。
  • 予定外の長時間連続接続を防止する自動切断機能です。
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.  発信規制 .
. ISDN回線では、以下の3つの情報で発信を制限することができます。
[詳細設定と情報]-[料金情報のレポート作成]で累積情報をクリアすることができます。
累積料金や累積接続時間による発信制限の機能は、ISDN回線を通して通知される料金情報や 本製品が計算する累積接続時間に基づいて行われるため、サービス割引などによる異なる 料金算出方法や、プロバイダ独自の通信時間算出方法には対応できません。
実際の運用においては、発信制限動作が意図した通りにならない場合がありますので、 一定期間試験運用するなどして、ズレがないかを確認してください。
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 累積料金
  • 回線切断時に回線側から"通知される料金情報"を集計して発信制限を行います。
  • 初期値には、10,000円が設定されます。
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 累積接続時間
  • 接続時間を集計して発信制限を行います。
  • 初期値には、50時間が設定されます。
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 累積発信回数
  • 発信回数を集計して発信制限を行います。
  • 初期値には、1,000回が設定されます。
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.  MP通信 .
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  • 同時に2つのBチャネルを使って128kbit/sで接続するか否かを設定します。
  • 限られた時間の範囲内でMPを利用する場合は、利用する時間帯を設定します。
  • Bチャネルの使い方を選択できます。
    1. アナログ通信がない限り2つのBチャネルを使用する。
    2. 通信の負荷に応じてチャネル数を増減させる。
  • MPを利用するためには、プロバイダが対応している必要があります。
  • 誤って設定すると異常課金されることがありますので、プロバイダの対応状況を確認してから設定してください。
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.  静的NAT関連 .
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  • 登録されている静的NATの設定内容を表示します。
  • プロバイダを新規登録する場合、この項目は表示されません。
  • [追加]ボタンを押すと、静的NATの設定を追加する画面に進みます。
  • 静的NATの設定が追加されると、セキュリティレベルに応じたIPフィルタが自動的に設定されます。
  • 静的NATの追加に関しては こちら を参照してください。
  • 左側の番号をクリックすると、静的NATの設定を変更する画面に進みます。
  • [削除]をチェックして[設定の確定]ボタンを押すと、指定した静的NATの設定が削除されます。
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.  静的IPマスカレード関連 .
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  • 登録されている静的IPマスカレードの設定内容を表示します。
  • プロバイダを新規登録する場合、この項目は表示されません。
  • [追加]ボタンを押すと、静的IPマスカレードの設定を追加する画面に進みます。
  • 静的IPマスカレードの設定が追加されると、セキュリティレベルに応じたIPフィルタが自動的に設定されます。
  • 静的IPマスカレードの追加に関しては こちら を参照してください。
  • 左側の番号をクリックすると、静的IPマスカレードの設定を変更する画面に進みます。
  • [削除]をチェックして[設定の確定]ボタンを押すと、指定した静的IPマスカレードの設定が削除されます。
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.  DMZホスト .
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  • NATまたはIPマスカレードによる変換が不可能なパケットを外部から受信した場合、 そのパケットを特定のホスト(DMZホスト)に転送するか否かを設定します。
  • プロバイダを新規登録する場合、この項目は表示されません。
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